損害保険の契約をお考えの皆さまへ
−バイヤーズガイド−(損害保険の契約にあたっての手引)

損害保険を契約するときの注意点

私たちの日常生活は、交通事故、火災・自然災害、ケガ・病気など、さまざまなリスク(危険)にさらされています。そして、これらのリスクは、私たちに大きな経済的損失をもたらすおそれがあります。
このような経済的損失に備える有効な方法として、損害保険の活用があります。損害保険は、少ない負担(保険料)で万一の場合には大きな補償(保険金)を得ることができますので、私たちの生活の安定につながる非常に有意義な制度です。
このような特徴を持った損害保険は、日常生活のさまざまなリスクに対応して多様な商品が販売されていますが、個々人のリスクの状況は、その人の生活様式・年齢・家族構成などによりさまざまです。したがって、損害保険を契約する際には、ご自身のリスクの状況をよく分析し、それに見合った商品を選択してその内容について納得したうえで契約する必要があります。
ここでは、損害保険を契約するときに特に注意が必要な点をまとめましたので、次の5点を必ずご確認ください。

注意点1: 重要事項を必ず確認しましょう。

  • 代理店または保険会社から、「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報)」という書類が渡されます。
  • 「重要事項説明書(契約概要・注意喚起情報)」では、「重要事項」を以下のとおり分類して記載しています。
重要事項説明書記載されている重要事項
契約概要保険商品の内容をご理解いただくための事項
(商品の仕組み、補償の内容など)
注意喚起情報ご契約に際して契約者にとって不利益になる事項等、特にご注意いただきたい事項
(告知義務の内容など)
  • 保険種類ごとの重要事項に関するポイントを4ページから15ページにまとめてありますので、代理店または保険会社からの説明を受ける際、確認事項の参考としてください。

注意点2: 告知事項は正しく記入しましょう。

  • 保険契約の締結にあたり、契約者または被保険者(補償の対象となる方)は保険契約上の重要な事項のうち保険会社が告知を求めたものについて、事実を保険会社に正しく告知しなければなりません。これを「告知義務」といいます。
  • お客さまから告知いただく事項(「告知事項」といいます。)は、申込書・告知書に質問形式で記載されていますので、この質問に対して事実を漏れなく正確に記入する必要があります。
※保険会社によっては、インターネット画面で告知することもあります。
  • 告知義務に違反すると契約を解除されたり、保険金が支払われないことがあります。
●告知義務違反の例
  • 自動車保険の契約にあたり、契約する自動車の型式、登録番号、車台番号、用途車種を正しく申告しなかった。
  • 火災保険の契約にあたり、建物の構造(例:木造、鉄骨造等)・用途を正しく申告しなかった。
  • 医療保険の契約にあたり、会社の健康診断で要検査とされた事項を正しく申告しなかった。

注意点3: 契約内容を最終確認しましょう。

  • 契約時には、お客さまが契約しようとしている内容の最終確認をします。契約内容がご自身のリスクの状況に照らして目的やニーズに合った補償内容となっているかを質問事項に回答しながら、最終的に確認しましょう。
  • 注意点1〜2の内容に十分納得してから、申込書等に正しい情報を記入し、よく確認したうえで署名または記名・押印してください。

注意点4: 保険料を払い込みましょう。

  • 補償が開始される日は、契約の手続きをした日ではなく、契約を結んだ際に保険会社に提出した申込書記載の契約期間の開始日となります。
  • 保険料が払い込まれていない場合、申込書記載の契約期間の開始日以降に事故が発生しても保険金は支払われません。ただし、口座振替やクレジットカードによる保険料の払い込みなどの契約では、別途、払込期日が設けられており、上記とは異なることがあります。

【参考】保険料の払込方法

  • 保険料の払込方法は、契約と同時にその全額を支払う「一括払い」以外に、「分割払い(年払い、月払い等)」があります。分割払いの場合は、毎回の払込期日までに保険料を払い込みください。保険料の払い込みがない場合、事故が発生しても、保険金は支払われません。また、ご契約が解除される場合があります。
  • 保険料は、代理店または保険会社に直接現金で払い込むほか、最近では、お客様にとって利便性の高い、口座振替、クレジットカード払いやコンビニ払いといった払込方法が推奨されています。

注意点5: 領収証・保険証券を確認しましょう。

  • 現金で保険料の払い込みを行った場合、代理店または保険会社から所定の領収証が発行されます(クレジットカード払いや口座振替などの払い込みの場合は、領収証は発行されません。)。  
    ※保険会社では、募集人の名刺等の裏面に保険料を領収した旨を記載することや、市販・私製の領収証の発行は認めていません。保険会社の所定の領収証であるかをご確認ください。また、現金で保険料の払い込みを行ったにもかかわらず、領収証が発行されない場合は、保険会社に確認してください。
  • 保険契約の申込み後、保険会社から契約者に保険証券が送付されますので、契約内容(補償内容や保険料など)を今一度ご確認ください。契約後、1ヶ月程度経過しても保険証券が届かない場合は、保険会社に直接お問い合わせください。
  • その他不明な点や不審な点がある場合、保険会社に直接お問い合わせください。

新設:2012.4.1 更新:2013.10.31( 業務企画部 自動車・海上グループ)