通商課題等への対応

 損保協会では、損害保険に関する通商課題(障壁)の動向を把握するとともに、それらの解消に向けて、海外の保険協会等とも緊密な連携を図り、積極的な働きかけを行っています。

損害保険に関する通商上の障壁

 損害保険に関する通商上の障壁としては、以下のような事例が挙げられます。


1.出資規制(外国資本による市場参入を制限)
 外国企業による対内直接投資(Foreign Direct Investment:FDI)について、出資比率の上限を設けることなどにより、外国資本の市場参入が制限されている場合があります。


2.拠点設置の規制
 外国企業による拠点(支店、現地法人等)の設置について、設置が認可されなかったり、拠点の数が制限されている場合があります。また、外国保険会社の拠点にのみ供託金等を要求されている場合があります。


3.再保険に関する規制
 当該国外への出再が制限されていたり、同一保険グループ内への出再が制限されている場合があります。また、現地保険会社(国営保険会社等)への出再が義務づけられている場合があります。


4.引受種目の制限
 外資系保険会社が引き受けられる保険種目が制限されている場合があります。


5.収支の悪い種目の強制引受
 損害率が著しく高い保険種目などについて、引受が義務づけられており、新規参入保険会社の健全な成長が阻害されている場合があります。


6.内外差別税制
 国際取引について、過重な納税義務が課せられている場合があります。


7.役職員の国籍要件
 外資系企業の役職員について、国籍や永住権などの要件が定められており、ガバナンスや人材確保の面で障害となっている場合があります。


8.不透明な規制や手続(許認可、法令改正等)
 外国保険会社の事業免許付与や商品認可に著しく時間がかかったり、法令改正の過程が明確でなかったりするなど、不透明な規制や手続が存在している場合があります。

要望・提言活動の実績

ブラジルの再保険規制への共同意見書に参加(2013.1.23)


※国際保険協会連盟(GFIA)と連携した要望・提言活動についてはこちら

新設:2014.7.16 (国際企画部 業務グループ)