九州支部の活動

「自転車事故と保険」についてラジオで説明 (2014.2.7)

 日本損害保険協会九州支部(委員長:佐野 雅宏・日本興亜損害保険株式会社 専務執行役員九州本部長)では、2月4日(火)、KBCラジオ(九州朝日放送)の朝の情報番組に井瀧 芳幸九州支部事務局長が生出演し、「自転車事故と保険」について説明しました。

Q1. 自転車に関する事故が増えているようですが。

  • 自転車に乗っている人の交通事故は1年間で13万件、交通事故全体に占める割合は19.9%で、ここ数年、交通事故に占める自転車事故の割合は、高い水準で推移しています。

  • 自転車は道路交通法では、車と同じ"車両"です。車両として交通ルールを守らなければなりません。ルールを守らずに事故を起こすと自転車側も責任を問われます。

  • 自転車が事故を起こす主な要因は、安全確認を怠る、一時停止をしない、信号無視などです。最近では、歩道を走る自転車が歩行者にけがをさせる事故も多く起きています。

  • 歩道と車道の区別のあるところでは、自転車は車道を通行するのが原則です。また、自転車専用の道路がある場合は、専用の道路を通らなければなりません。自転車の安全な乗り方とルールがあるので、しっかりと認識しておくことが求められます。

Q2.自転車の事故によって、高額の損害賠償が求められるケースが出ていると聞きますが。

  • 1月28日(火)に、東京地方裁判所で4千7百万円の支払いを命じる判決がでました。75歳の女性が青信号の横断歩道を渡っていた際、右側から進入してきたスポーツタイプの自転車にはねられたという事故です。自転車を運転していた会社員の進行方向の信号は赤で、女性は頭を強く打ち、5日後に病院で亡くなったという報道です。

  • 昨年7月には、一億円近い高額賠償の判決もでました。夜道を11歳の男子小学生が運転する自転車が62歳の女性と正面衝突し、女性は頭蓋骨骨折で意識が戻らない状態になりました。この事故に対し、神戸地方裁判所は、9千5百万円の支払いを命じる判決を出しています。

Q3.自転車の保険について教えてください。

  • 大前提としては、常に安全運転を心がけることです。自転車は車道を走るのが原則、歩道を走るのは例外です。車道では左側を走る、二人乗りはしない、夜間は必ずライトをつけるなど、自転車の安全な乗り方のルールである「自転車安全利用五則」を確認しておくことです。

  • どんなに注意していても、いつ起こるかわからないのが交通事故です。もしもの場合を考えれば、事故に備える保険に入っておくことが必要です。

  • 自転車事故による損害賠償責任は「個人賠償責任保険」、自分自身のケガは「傷害保険」で補償されます。

  • 個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険、傷害保険などの特約として、セットすることが一般的です。

  • 補償額を1億円や無制限とした場合、1年間の保険料は数千円程度です。詳しくは、損害保険代理店や保険会社に確認してください。