北関東支部の活動

超高齢社会セミナーを新潟で実施 (2016.9.28)

遂に老年人口30%超えの新潟県で損保事業に携わる者としての地域貢献を考える

 日本損害保険協会北関東支部新潟損保会(会長:原田 清・東京海上日動火災保険株式会社 新潟支店長)と一般社団法人新潟県損害保険代理業協会(会長:広田 久男・株式会社グローバル保険事務所 代表取締役)は、9月23日(金)に新潟市の新潟ユニゾンプラザで、新潟県内勤務の損害保険会社社員と代理店社員を対象に、「超高齢 社会セミナー」を実施しました。当日は70名の受講者が参加しました。
開会に際し、原田新潟損保会会長から「超高齢社会の到来を受け、損害保険事業に携わる、私たち一人ひとりが今、地域において、“具体的に何が出来るか・何をすべきか”を考えるきっかけとしたい」との挨拶があり、続いて、来賓の自動車安全運転センター新潟県事務所長の上村 和明 氏から、「近年、高齢者が被害者ばかりではなく、加害者となる交通事故が多発しており、高齢者の交通事故対策が社会全体の重要な課題である」との挨拶があり、セミナーへと進みました。

 第一部は、新潟県警察本部交通部交通企画課安全係長の工藤 紀行 氏を講師に招き、「新潟県内の高齢者交通事故の現状と対策」というテーマで講義を実施しました。工藤氏からは実際の交通事故データに基づき高齢者の交通事故状況や、「高齢者の中には、右を1秒以上、左を2秒以上、右を1秒以上見てから横断してもはねられる方がいる。見ることだけで何を見るのかまで気づいていないためである。高齢者の方に接する機会がある場合には、何を見るのかということまで教えることが大切である。」といった高齢者へ安全な横断方法を教える際のアドバイス等の紹介がありました。

 第二部は、新潟市役所の協力で認知症サポーターキャラバン・メイトの田中 寛子 氏(認知症予防緩和協会 理事長)を講師に招き、「地域で支える認知症介護と脳が若返る脳トレーニング」というテーマで講義を実施しました。田中氏は、「認知症の方は物事を忘れても感情は忘れない。嬉しい、楽しいという感情が認知症状の緩和に繋がる」と述べました。講義の最後には、認知症予防効果のある手遊びによる脳トレーニングを参加者全員で行いました。このトレーニングは、「できてもできなくても、笑いながら行うことに意味がある」とのことで、参加者は手遊びに苦戦しながらも、明るいムードの中講義は終了しました。この講義は、新潟市の「認知症サポーター養成講座」を兼ねており、修了者には認知症サポーターの印である「オレンジリング」が渡されました。

 閉会の挨拶の中で、広田新潟代協会長から、「人口の4人に1人は65歳以上であり、85歳以上の人の4人に1人は認知症予備軍とのことである。日本は超高齢社会にいよいよ突入してしまう。今後私たちは社会的弱者と言われる方々の管理責任を問われる時期がくると思うので、本日のセミナーは明日の営業、または生活にとって良い機会であった。」と述べました。


写真1開会挨拶を行う原田新潟損保会会長

写真2自動車安全運転センター新潟県事務所 上村所長

写真3新潟県警 工藤交通企画課安全係長

写真4認知症サポーター養成講座の田中講師

写真5満席の会場

写真6手遊びによる脳トレーニング

写真7閉会挨拶を行う広田新潟代協会長

写真8司会の渡辺新潟代協副会長

写真9協会発行高齢者向け刊行物とオレンジリング